皆さんは、プレゼンテーションを準備する際に、もしかすると、この「WHAT」、つまりプレゼンの中身を真っ先に検討される方が多いでしょうね。
でも、それは実際、「ノンノン、それはいけないですよ!」
その「ノンノン」の理由は、「プレゼンの目的」「プレゼンの聞き手」を経て、今回の「プレゼンで伝えるべきこと」で説明します。
では、早速、前回の復習になりますが…
前回の内容 「WHO - プレゼンの聞き手」
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例えば、このような経験はないですか?
提案先の担当者の反応が良かったので、今回は提案により具体的な内容を盛り込んで、満を持して、練りに練ったプレゼンを準備する。
そして、当日。胸を張って、提案先のA社に向かう。
提案先A社担当者
「今日のプレゼンには、当社の社長も出席しますが、前に話していただいた感じで結構ですよ。」
●「社長ですか。大丈夫です。ちゃんと、詳細までの内容をプレゼンできるように準備してきましたから、バッチリです。」
キーパーソンになるA社社長を前に、準備してきた内容をこと細かく説明し、予定していた内容でプレゼンを終える。
ただ、A社社長の顔つきは、イマイチな様子…
提案先A社社長
「御社の提案自体は魅力的で、スケジュール的にも今年度中に実行可能というのは分かったけども、ウチの会社にとって、どんな利点があるのか、分からないなぁ。まるで、ウチが御社の提案採用を決定してからの具体的な話ばかりだったとは思うなぁ。」
●(いやぁ、こっちは前回の打ち合わせの続きと思って、具体的な話を入れたプレゼン準備をして来たけど、社長が出席するとは思ってなかったなぁ…)
「では、また改めて、このご提案が御社にもたらすメリットを中心に、ご提案させていただく機会を設けさせていただきたく思います。」
…と、いう感じで、プレゼンで話が思った方向に行かなかったということはありませんか?
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と、いうことで、前回は、誰が聞き手になるのかを事前に把握しておかないとならないということでした。
聞き手を事前に把握しないとならない理由はは、プレゼンで何を伝えるべきかということに関係してきます。
上記例では、プレゼンの目的を達成するにあたってキーパーソンとなる社長が出席することを把握していませんでした。そのため、キーパーソンである社長を説得する必要があったにも変わらず、今回のプレゼンで伝えるべきことであった、社長説得に必要なメッセージを準備していませんでした。
そのため、キーパーソンである社長にとって内容の納得できないプレゼンとなり、プレゼンターにとっても納得の出来ないプレゼンとなってしまいました。
つまり、プレゼンの内容は、聞き手に合わせた内容であるべきであるにも関わらず、聞き手を把握していなかったために、聞き手に合わせた内容をプレゼンできず、プレゼンが不発となった、ということです。
「WHY-プレゼンの目的」「WHO-プレゼンの聞き手」「WHAT-プレゼンで伝えるべきこと」と続けて書いてきましたが、この3つを通して言いたいことをまとめると以下の通りです。
■プレゼンの目的を明確にしないと、どんなに良いプレゼンをしても、プレゼンの目的を達成できない。
■プレゼンの目的に合致した聞き手を把握しないと、どんなに良いプレゼンをしても、プレゼンの目的を達成できない。
■プレゼンの聞き手に合った内容をプレゼンしないと、どんなに良いプレゼンをしても、プレゼンの目的を達成できない。
と、このようにプレゼンで成功するために「WHAT-何を伝えるべきか」を考えるには、
[1]まずは、プレゼンの目的を明確にする
[2]次に、プレゼンの目的にそった聞き手、つまりはキーパーソンを明確にする。
[3]ようやく、プレゼンの目的と聞き手にあった内容を考える。
という流れになります。
プレゼン準備にあたり、いきなりパワーポイントでスライド作成にあたっていた方などは、この手順を試して見てください。あなたのプレゼンの精度が向上しますよ。
これで、「プレゼンの5W」のうち、3つが終わりましたね。


